スクイジープラスの原状回復工事

賃貸物件の設備「照明器具」について

築古物件こそ「光のチカラ」で印象アップ&費用対効果も◎ 

「照明器具なんて電気が点けば何でもいいじゃん」とか思ってない?
照明器具って人が直接触るもんじゃないし、電球交換すれば長く使えることが多いから、原状回復工事でも交換対象にならないことが多い設備。(電球交換はめっちゃある)

だけど今は令和。
もうずっと前からLEDが主流になってるのに、賃貸の現場では「蛍光灯・電球」の方が圧倒的に多い。

「設備」の照明多すぎ!

賃貸物件でいう照明器具を物件の「設備」としてるのは

  • 玄関灯
  • 廊下灯
  • キッチン天井照明
  • キッチン手元灯
  • トイレ天井照明
  • 洗面所天井照明
  • 洗面台の照明
  • たまに、居室の天井照明も・・・

ね、部屋の中の照明ってほとんどが「設備」でしょ。
原状回復工事では電球が切れていたら交換するっていうのが「あたりまえの項目」。
退去の部屋1つにつき必ずどこかの電球が切れてる・・・って言えるくらい多い。

しかも。
入居中に電球切れたら「入居者が自分で交換して」っていう「軽修繕は入居者負担で行うこと」っていう文言が入っている賃貸借契約書が多い。
そう、入居中の蛍光灯や電球交換は入居者負担

逆に、「軽修繕は入居者負担で行うこと」っていう文言が入っていない賃貸借契約書だった場合。
入居中の蛍光灯や電球交換を大家さんに「切れたから交換して」と言えちゃうわけ。

「設備」の照明器具の実態

思わず「うわっレトロやなぁ」と心の声が漏れた照明器具たち。

玄関照明をLEDダウンライトに交換するだけで、玄関の雰囲気がガラッと変わるんだよ。
「うそーん」って思う大家さん、
照明器具の、今と昔。写真で見てみて!

レトロインテリアが好きな人にはたまらんけどね🤣

照明器具の古さは、物件の印象を10年引き下げる。

蛍光灯や電球がダメなわけじゃないんよ。
蛍光灯や電球は「いつか切れる」ってことよ。
LEDと決定的に違うのはおそらく物件を貸してる間(新築~50年)に何度も交換が必要になるってこと。
そのたびに買いに行って脚立出してきて交換するわけ。

「電球なんて1個あたり数百円じゃないの?」って思うでしょ?
時代はLEDが主流になってるの。蛍光灯や電球も昔より価格が上がってきてるって知ってた?
ホームセンターで蛍光管を扱っていない店舗も増えてるくらい。

このグラフを見たら一目瞭然よね。

蛍光灯器具の生産量推移

※データ元 GD Freak!(経済産業省 生産動態統計 機械を基にGD Freak!が作成)

2000年当時は主流だった照明器具も25年経ったいま、もう生産されていないのよ。
交換部品もないから修理することが難しい。

こうなったらもうLEDに交換するしかないよね。
さすがにまた蛍光灯や電球交換の必要な照明器具に新品交換する人は少ないと思うけど。

照明器具を壊れるまで使うリスク

実際に入居者からの連絡であった話。

これは築25年の賃貸マンションの玄関照明。
入居者「昨日まで何ともなかったのに、今朝気付いたらこんな状態になってました」って。

どんな状態かって?
天井照明を支えていたビスが錆びて折れて、照明器具が電線だけでぶら~ん状態。

天井裏にはビスが効くように木材が通してあるんだけど、ここは外壁や屋上の防水、さらに配管も弱ってるのが原因でしょっちゅう漏水する物件だったの。
天井内に溜まった湿気で木材もビスも劣化して、照明器具を支えきれなくなったのが原因だと考えられる。

しかもよ。
この照明器具、カバーはガラス製。
プラスチック製よりも重いの。かなり。

電線も錆びてショートしなくて良かった。
電線が切れてガラスカバーが落ちてこなくてほんと良かった。

他にも怖い「設備」の照明器具

これは本当によくあるケース。
築古物件の3件に1件はあるってくらいよく見る。

浴室の照明器具カバーが割れてるやつ。
割れてるっていうか焦げてるやつ。

何でこんなことになるかって?
原因はコレ↓↓↓

規格外の電球を使ってるから!!!
規格は通常白熱球60Wが多い照明器具なのに、100W電球とか写真のようなハロゲン電球とかを入れちゃうと、当然熱くなりすぎてカバーが焦げる(で、割れる)

これほんとに危ない使い方。

なんで入居者はこんなことするかって?

白熱電球じゃ暗いから。

もっと明るくしたくて入居者はW数を上げて勝手に交換する。
「明るくする」=「W数を上げる」ではないんだけどね。

浴室の照明器具カバーはプラスチック製が多いから、築年数が経つにつれて黄色く変色してくることが多い。
黄色いカバーをつけてる照明だからますます浴室内は暗く感じる。

たかが照明、されど照明

古い照明器具をLED照明に交換するのってお金もかかるし「ほんとに必要かな~」って迷うと思う。
今の照明器具が使えるなら「壊れるまでこのままで・・・」っていうのが大家さんの本音だよね。

もしも、LEDに交換したら、こんなメリットが。

  • 見た目がすっきりオシャレに見える
  • 当面は蛍光灯・電球交換の必要なし(寿命:LEDは蛍光灯の4倍、白熱電球の40倍)
  • 経済的にダンゼンお得(電気代:LEDは蛍光灯の1/3、白熱電球の1/8)

もしも、外観は築年数相当の古さを感じても、LED照明にするだけで部屋の中はすっかり今風。
これだけでも若い世代層の入居者には十分響くしポイント高いと、私は思うのよね。

退去後の部屋で危なそうな照明器具が見つかったら、LED交換を是非検討してほしいな。

明るさは、入居者の心を照らす設備投資。

 

 
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