原状回復工事の主要工事になることが多い「壁紙張り替え」
「壁紙、汚れてきたな…」
「ヤニで黄ばんでるし、やっぱり張り替えかな…」
ちょっと待ったァァァ!
「壁紙は張り替えるもの」…その思い込み、今日で捨てましょう。
原状回復工事の中でよくある3大工事ってなにか知ってる?
- クリーニング
- 漏水修理
- 壁紙張り替え←今回はコレ
特に築古物件なんて、壁のくすみ・ヤニ・油汚れで「リセットしたい!」って気持ちになるのは痛いほどわかる。
だけどね。
安直に「壁紙汚れたから張替えよう」はちょっと待って。
張り替えとなると1㎡あたり1,300円前後×面積分…と、意外に高くつくのが悩みどころでしょ。
●間取り1K(25㎡)で天壁面積(収納内含む)約50㎡=壁紙張り替え65,000円(@1300円/㎡)
●間取り3LDK(65㎡)で天壁面積(収納内含む)約230㎡=壁紙張り替え299,000円(@1300円/㎡)
天井含むと平米数増えるよね~。
間取り広いと半端なく平米数増えるよね~。
しかも壁紙張り替えの単価は年々上がってるよね~。
メーカーが原料費の値上げで壁紙単価をボンボン上げてるから、職人さんもつらいよね~。
だから、
安直に「壁紙汚れたから張替えよう」はちょっと待って。(2回目)
私も、最初は「壁紙は張り替え」があたりまえだと思ってたのよ。
でも、でも知ってしまった!
壁紙を”張り替えず”に”蘇らせる”魔法みたいな工法。
しかも「見た目は新品同様」「コストは張り替えの約半分※」
それが、いま静かなブームになりつつある「クロスメイク」という工法です!!
※クロスメイク施工の発注面積によって単価は異なります
※壁紙の補修が必要な場合は下地調整代が別途かかります
クロスメイクとは
「クロスメイク」とは株式会社壁紙革命が考案した壁紙を張り替えずに再生する工法なのね。
壁紙の凹凸はそのまま、汚れだけ真っ白に!
下地ボードまで染み込まない特殊染料、だから剥がせる
揮発性有毒物質ホルムアルデヒド等のVOCを含まない、環境と人に優しい染料
壁紙剥がしの必要がないため産廃ゴミはゼロ
養生する必要がないため施工時間が短縮
施工時間が早いため作業単価の大幅節減
メリットを挙げればキリないくらい良い商品なの。
だから、
安直に「壁紙汚れたから張替えよう」はちょっと待って。(3回目)
…とはいえ、今じわじわ静か~に広まっているクロスメイク。
「壁紙は汚れたら張り替える」という固定観念を捨てられない大家さんには響かないかもしれないね、
それはそれでいいよ。大家さんの自由だし。
逆に言えば・・・
クロスメイクを採用した大家さんだけが得してる現実
実際の写真はこちら↓↓↓ 画像をクリックすると拡大(別ウインドウ)します




色味はクロスメイク原液(真っ白)に調色剤を混ぜて、既存壁紙に近い色を作って塗布するよ。
アクセントにしたい面には「コロル18色」もあってバリエーション豊かな壁紙再生が可能なのよ~。





一度知ったらやめられないクロスメイク
ご縁あってクロスメイクを採用してくださった大家さんには大変好評で「次回もまたお願い」と言ってもらえてます🙏🏼
安くてキレイになるんだから大家さんにとってデメリットは無いんだよね。
クロスメイクは壁紙自体を再生する(新品に戻す)のではなく、張り替える頻度を下げる効果があるのよ。
クロスメイク施工した壁紙は数年後また上から施工することが可能なんだよね。
推奨は3回くらいまで可能!👍🏼(これ以上クロスメイクすると壁紙本来の風合いが減って「塗った感」が残るからオススメしてない)
費用感どんなもんかって?
例をあげると、
間取り | 壁紙張り替え (@1,300円/㎡) |
クロスメイク (@650円/㎡) |
1K(25㎡) | 約65,000円 | 約32,500円 |
3LDK(65㎡) | 約299,000円 | 約150,000円 |
ね、数字は嘘つかない・・・でしょ。
だけと待って。
これは1部屋あたりの1回の施工料金の差額。
たとえばね、
3LDK×10世帯の物件を15年間運用(各部屋×工事3回)した場合、
物件単位×15年間運用 | 壁紙張り替え | クロスメイク |
3LDK×10世帯×3回工事 | 8,970,000円 | 4,500,000円 |
なんと差額は4,470,000円!!!
これはリスクなく節約できる金額ってことよ!!!
衝撃!!!
上記は10世帯×3回の工事すべてがクロスメイクで施工可能だった場合のシミュレーションです。
もちろん、クロスメイクがいつのときも万能なわけじゃないよ。
壁紙の表面がボロボロだったり、下地ボードが割れてたりすると、ベースの壁紙自体を張り替えないとダメな場合もある。
いずれは張り替えないとダメな時期がくるのは確実。
それでもね、
表面は疲れてるように見えて、まだ生きてる壁紙はたくさん存在してるのよ。
だからね、
「張り替える前に、一回クロスメイク挟んでおこうか」って発想を持ってほしいんだよね。
クロスメイクが原状回復工事のあたりまえになると
「壁紙は張り替えるもの」という固定観念ってさ、日本の住宅事情の背景で壁紙メーカーの躍進があったからこそ、大勢の人の共通感覚で定着したんだと思うわけよ。
だけどね。
高度成長期でどんどん物件を建設できた時代は去って、だんだんと物価も高騰し「今までと同じ」では生きづらい世の中になってるのは感じてるでしょ?
これからの原状回復は「固定観念」を捨てて、新しい「あたりまえ」をつくる時代に来てると思うのね。
クロスメイクがもっと普及して施工する職人の数が増えるとね、価格競争になるでしょ。
そしたら品質担保できなくなる心配が出てくるよね。
クロスメイクに似た「壁紙を塗る」っていう競合商品はすでにもう出てきてるからね・・・
「壁紙張り替え」が数字で見てわかるほど減ってくると、きっと既存の壁紙メーカーも違う商品を考えてくるんじゃないかな。
それはそれで私は楽しみだけど😁バッチコーイ!
原状回復工事の中で壁紙だけでなく他の工事も「固定観念」にとらわれないで、新しい提案ができるよう精進していくよ~。
クロスメイクの正規代理店です。